さて、皆様。
フェレイシオしたりされたり、好きですか?
THE YELLOW MONKEY風に書いてますが、要は尺八です。尺八。
唐突ですいませんが、このブログはいつだってこうなので今更気にする人もいないでしょう。
ワタクシ、残念ながらされたことは無いのですが、まあ、するのは嫌いです。
というか、これはワタクシだけではないと信じてるんですが、してると「食いちぎりたく」なるのです。
まあ変態。
ぬっ殺されるので、どうにかこうにかしませんが、さてこの破壊衝動は何でだろう?というのが今回のお話。
さて。
かのフロイト氏は乳児にも性欲がある、と提言しました。
性的発達段階として、1歳半までを口唇期、3,4歳までを肛門期、4〜6歳までを男根期(エディプス期)、6歳〜思春期までを潜伏期といたしておりました。
フェレイシオに焦点を当てるので、口唇期に注目してみましょう。
口唇期。
赤ちゃんはおっぱいを飲みますよね。
おっぱいを飲む、というのは赤ちゃんにとって快い刺激のはず。
要は口唇領域で快感を得ているという考え。
フロイトが提唱したこの口唇期をアブラハムという人は前期と後期に分けました。
前期はいわゆる、口腔による栄養分取り入れの段階。
問題は後期。
乳歯が発達してくる時期です。
その発育に呼応し、「噛み付く」「噛み切る」という食人的な活動が現れ始めます。
これを
口唇サディズム期と呼ぶのです。
お母さんは大好き。でも、きりきりと乳首を噛んでしまう。
愛する対象を破壊する行為、と心理臨床大辞典は書いてますが、大げさでもないでしょう。
さて。
ここで最初に戻ります。
そう、フェレイシオ中に「食いちぎりたく」なることの話。
こうして見ると、「まあ、この子ったら口唇期に満足できなかったのね」的な見方になるのですが、まあ嘘とも本当とも言えません。
この「食いちぎりたい」という加虐的考えは、ある種の恍惚感をもたらしてくれます。
よく知ってる方は、「ベニさんMでしょ?Sみたいな発言だね」と言いたそうですが、ジャストアモーメント。
好きな相手を破壊してしまう恐怖、に恍惚となってるんですね。
ちょっと一周周り過ぎて、怖くなりましたか?
でも、実際には「しない」のです。
してしまったら、それは意味がないのです。
恍惚感=快感が得られませんから。
ただ、この葛藤状態はかなりのストレスも引き起こすので、冒頭では「嫌い」と言いましたが。
ペニス保有の皆様、こう考えてるのはあたしだけではないと思います。
・・・・たぶん(笑)
思考の仕込み刃にはご注意を。