今回は大変書きづらい(笑)
ということで、完全ネタバレLIVEレポ。
コントごとのタイトルは勝手につけたものです。
(中にはタイトルがついてたものもあったけど)
+++ネタバレ++++
1.○
背景セット上部に白い○
背景の○を使ったいくつかのショートショート。
○は半分に分割可能。
こんな感じ。
その○の下に立つ賢太郎さん。
白スーツ。
袖と襟の端が黒。
ポツネンと同じ帽子をかぶっている。
(明転)
▼周りを探る様子の賢太郎さん。
きょろきょろ。
「えぇええぇ〜〜〜〜????」
「俺だけ??」
「俺以外全員×?」
「だって、第一問だよぉ?」
「5万人いるのに、俺だけぇ?」
(笑)
どうやら、ウルトラクイズの予選。
「オーロラビジョンに○って出たらどうするの?俺、いきなりニューヨーク行っちゃうよ?」
「・・・・・・」(自由の女神っぽい格好をする)
「ほら、右だよ、絶対!!」
ありがちな問題です(笑)
で、司会者にこそこそっと話す。
「俺正解しちゃったらマズイですって!企画としてスベリますよぅ!」
でも、問題は問題。
タイムアップで正解発表の時間。
「・・・○!ほら!!やったぁーーー!!!!」
「俺、優勝!!」
って喜ぶも、×側からは物凄いブーイング。
「うわあ、五万人怖ぇーーー。うわ、
『殺せ!』とか言ってる奴いるよぅ」
「ああ・・・俺の顔がオーロラビジョンにでっかく映ってる・・・(半泣)」
再び司会者に
「だって、問題は問題ですもんね!ね!」
「・・・・あれ?そっちだけ何配ってんすか?」
不正解の五万人の皆様に、何かを配ってるらしい。
「あ、あぁ〜敗者復活ね!・・・・でも、クイズですからね!多数決じゃないですからね!!」
「えーと・・・・『第一問の正解者が優勝でいいと思う人はボタンを押してください』」
・・・後ろを振り返る賢太郎さん。
「・・・・・・まあゼロだよな」
▼背景の○を外し、半分に。
こんな状態。
賢太郎さんはどうやら電話中。
雨の音。
「・・・相当ぬかるんですよ・・・」
「いやね、レッカーとかそういうレベルじゃないんですよ・・(半マルを見つつ)
あえて言うなら、『掘る』、ですかねぇ・・・」
あら、車が埋まってる状態なんですね。
「・・・・(どういう状態か見るように)半分、ですかね・・・」
(やってられないという顔で)
「〜〜〜〜!だからぁ〜『あ、半分ですか』じゃないですよ!・・・・逆なんですよ」
「上下が」
!!
さかさまかよ!(笑)
「とにかく!早く来てください!」
▼このマルと半マルで遊ぶコネタ(笑)
((
こう、縦に並べて、漫画的表現(笑)
ぴょこぴょこと動く(笑)
横に並べて、うさぎっぽくぴょん、ぴょん(笑)
漫画的表現2
更にこういう形に↓
この左側に立って、
「おれ〜〜〜」
波線ですか(笑)
▼こういう状態↓
この真ん中に立って、
「まるから産まれたマル太郎!」
(笑)
「悪いマルを退治しに、マルが島へ行きます!よーし、お供はウォンバットと、うずら!」
「まるっこいやつばかりだ・・・・」
そうこうしてるうちに、マルが島へ到着。
「ほほー、ここがマルが島か。ぬー・・・丸い。玉砂利が敷いてあるな、贅沢な・・・」
玉砂利・・・(笑)
「出たな!マルめ!!」
「ぬぬ・・・でかい。画面に収まりきってないじゃないか。?寝てるのか?」
ここから、桃太郎侍の口上(笑)
「ひと〜つ、人世のまるい赤血球をすすり、
ふた〜つ、不埒なマル業三昧、
みっつ、醜い憂き世をまるめてみせよう、丸太郎!!」
「かかってこい!!
こっちは丸腰だ!」
駄目じゃん(笑)
大体、マル業ってなんだろう。
とー!ってかかっていくんだけど、
「ぼよんッ」
って言いながら、はじき返されちゃう(笑)
「あ、楽しいからもう一回(笑)」
「ぼよんッ」
楽しそうです(笑)
「くっそー、丸井のスーツがしわしわだ」
「よーし、こうなったら・・(と手帳?みたいなのを出すフリ?)マルサだ!宝物は差し押さえる!」
そしたら、マルはこんな顔に。
「・・・?笑ってるのか?・・・・丸くなったということか。何?宝をまるまる俺にくれるというのか?」
ニヤニヤする賢太郎さん。
再び、○にもどって。
「うまく丸め込まれてしまった・・・・」
▼下図のような配置。
右のは傘で、左のはどうやら・・・。
(傘をさしてるふり)「もしもし?前輪は完全に埋まっちゃいましたよ。」
どうやら、先ほどの続きのようです。
「〜〜もう、いいですよ。・・・・ほっとけば
子供が跳び箱にして遊ぶと思います」
「雨?・・・・あぁ、やみました」
傘になっていた半マルを裏返すと、虹に!
(暗転)
☆○と半マルでのお遊び各種。
今回はオートシェイプを使ってるというアタシの苦労具合を見てください(笑)
それを褒めてください。
それはともかく。
こっちの想像力をフルに使わせてくれます。
状況を理解するまでが大変。
ハードルが高いような(笑)
でも、賢太郎さんのこれまでの作風を踏まえていれば、ぐっと楽しめます。
・・・悶えどころは少なめ(笑)
■オープニング映像■
ドットまみれの映像。
目が痛い・・・。
でも、白黒のオサレな感じ。
2.音とマイム
黒シャツ黒パンツ黒ブチメガネ。
スタンダードスタイル。
ちょっと安心する(笑)
舞台に上がると、床がきしむ音。
ギシッギシッ
それに合わせて、いろいろなマイムをするというコント。
一言も喋らない。
普通の床から、だんだんと水びたしの場所になったり、そのたびに賢太郎さんの鮮やかなマイムが展開されます。
途中、壷バカを彷彿させるような場面も。
何かを投げて、キャッチしたり。
☆ラストがね、イギリスっぽい(笑)
わかりづらくて申し訳ないんだけど、そういう終わり方だったのですよ。
3.ガジェットショー
前回のポツネン、アナグラムの穴と同じセット登場。
格好も白シャツ黒ベスト黒パンツ。
※「ガジェット」…ちょっとした小道具、がらくた
ということで、ちょっとしたおもちゃで遊ぶというテーブルコント。
▼ノマキューブ
うぅ、説明しづらい・・・・。
鳥の絵がかかれた、ルービックキューブみたいなキューブが登場。
パタパタと開いていくと、「静かな湖畔の森のカゲから〜」という歌詞が展開されていく、というもの。
で、そのキューブに好反応の神戸(笑)
調子をよくして、何度も何度もやる賢太郎さん(笑)
大拍手(笑)
最後にキューブをよけると、台紙に「々」の文字。
あ、「ノ」「マ」ですね(笑)
続いて、白い山羊と黒い山羊が描かれたキューブ。
歌はもちろん「黒山羊さんからお手紙ついた〜」
▼○の再構成
いくつかのパーツに分解された○を動かして、いろんな形を作っていく、というもの。
これまた鮮やかに賢太郎さんの美手によって変身してくんですよ。
林檎になったり、金魚になったり。
▼展開連景
4文字書かれた折り紙をひろげていくと、16文字になる、というもの。
言葉が違う言葉になるんです。
たとえば、
一触
即発
これを広げると
「一瞬接触しただけでスイカ即爆発」
他にもいろいろ(笑)
▼(名前忘れた)
探検隊みたいなヘルメットとゴーグル装着。
いろんなパーツで構成されてる怪獣を「やっつける」隊員らしい。
まずは黄色い怪獣ロッピー。
「分解光線発射!」という文字。
台紙をぶるぶるぶるぶるっと揺らすと、怪獣はパーツに分解される。
さらに、それを動かすと・・・・一つの黄色い○に。
6Pチーズの箱にすっぽりおさまる(笑)
「丸くおさまりました!」という隊員。
次は何かとってもカラフルな怪獣。
再度「分解光線発射!」
並べなおすと・・・長方形に。
クレヨンの箱にすっぽりおさまる。
次は緑の台紙に青い怪獣。
「何か強そうです!」という隊員。
並べなおすと・・・・世界地図に!
「こうして世界に平和が戻りました!」
▼ハンドマイム・アンプラグド
今度は大きいので、あちらを御覧ください。という掲示。
上手から、円形のルーレットみたいなものが登場。
スクリーンにはその一部が。
ポツネンのハンドマイムのアナログVer.でした。
☆ああー、疲れるよ!
考えさせられるよ!(笑)
爆笑、と言うよりは「ほお」という連続。
4.白山羊さん黒山羊さん
左半分は白スーツ、右半分は黒スーツ。
回転する座布団の上に、どちらか片方を見せる形で横向きに座っています。
扇子と手ぬぐい持参。
落語家っぽい。
最初は白い方を向けて座ってます。
手ぬぐいと扇子を手紙とペンに見立て、
「黒山羊さんへ。白山羊です。・・・僕は旅立つ。東へと向かう列車で・・・」
木綿のハンカチーフですか(笑)
どうやら、都会へでていく白山羊さんと、山に残る黒山羊さんの手紙のやりとり。
「・・・・草しかない・・・くさ、って・・・・(やれやれという顔)
土・・・つち、ってタ行で最も弱い2文字だぜ?
山脈・・・ああもう、「みゃ」が入ってる時点で駄目。
ツンドラ・・・あ、だめだ、これ強えわ(消しゴムで消す)」
くるっと座布団回転。
今度は黒山羊さん。
「白山羊さんへ。・・・・なあ!」
一言かよ(笑)
再び白山羊さん側(笑)
「黒山羊さんへ。白山羊です。『隣の建物』という概念を初めて知りました。
東京ドームなんて、『屋根付外』だぜ?あとは、コンビニ。あそこは住める!
黒山羊さんから貰った2万円。古銭屋で3万円で売れました。
余分の1万円で君への贈り物を探すつもりです」
再び、木綿のハンカチーフ(笑)
黒山羊さん側。
「白山羊さんへ。黒山羊です。・・・・屋根のある外・・・想像できません。
ぼくには欲しいものはありません。ただ、都会の絵の具に染まらないで帰って。」
(笑)木綿。
切ないなぁ、それにしても。
白山羊さん側。
ここだっけかな?
賢太郎さん、白と黒を間違えます(笑)
白山羊さんのはずなのに、
「白山羊さんへ。・・・あ。」
場内爆笑(笑)
笑いながら伏せる、賢太郎さん(笑)
めちゃくちゃ滑舌良く、
「くろやぎさんへ!白山羊です。リンゴ屋さんに行ったら、コンピュータが出てきました」
アップルですか(笑)
「スイカを下さいと言ったら、カードが出てきました」
おっと、関西だからわかりづらいぞ!(笑)
「あ、ミスター赤山羊さんと知り合いました。うまくいけば、CDデビューをさせてくれるらしいです。
P.S.豹柄のジャケットを着た僕をみてください」
黒山羊さん側。
「・・・CD?・・・・C・・・チーズ・・・D・・・土鍋・・・
チーズフォンデュか!」
可愛い・・・。
黒山羊さん、可愛い・・・。
白山羊さんの写真を見たらしく「白いほうがかっこいいのに」と言う。
「追伸・『P.S.』って何ですか?・・・P・・・パン、S・・・そば・・・
主食も充実してるみたいで良かったです^^」
・・・キュン。
白山羊さん側。
「でぃーっす!白山羊っす!元気すか?」
ああ、白山羊さんが変わってしまってます。
業界の人になってしまってます。
「えっとー、ナルハヤで、下に書いたアドレスによろしく。4時入りでお願いしやーす」
黒山羊さんを都会へ呼び出す白山羊さん。
「赤山羊さんへ。白山羊です。自分の知り合いに黒山羊ってのがいるんですが、田舎者で、
何も知らないので、騙せます」
友人を裏切ろうとする白山羊さん。
黒山羊さん側。
「・・・・辞書をいっぱい引きました。」
かっわいいーー!
で、白山羊さんの思惑なんてなんのその。
黒山羊さんは素直に喜んで都会へと行きます。
白山羊さん側。
「黒山羊さん、ごめん・・・・。・・・気付いただろ?
僕は君の手紙の内容にまったく触れてなかっただろ?
・・・全部読まずに食べていたんだ・・・。
ミスター赤山羊に騙されて・・・CDデビュー、できなかったんだ。」
「都会には何でもあるけど・・・・君がいない・・・・。
僕はもう、色んな色が混じってしまった、色山羊だ・・・。
君が来てくれてもぼくは何もできないんだ。
君を忘れて変わっていくぼくを許してくれ・・・」
と、泣きながら、自分が書いた手紙をムシャムシャ食べてしまう白山羊さん。
黒山羊さん側。
「白山羊さんへ。・・・・封筒だけ届きました。」
(笑)
食べちゃったもんね(笑)
で、都会へ出て行く黒山羊さん。
可愛い。
扇子をトントンとさせて、ノックを表現。
だんだん落語家口調に(笑)
「おおい、白山羊さんや!」
(笑)
うまい。
白山羊さんと黒山羊さん再会。
白「あぁ、来ちゃったんだね、黒山羊さん・・・」
黒「どうしたんだい?白山羊さん」
実は騙されたということ、など話している。
白山羊さんの状態で、急に立ち上がる。
赤いスポットライトがあたり、赤山羊登場(笑)
「あ、いい雰囲気のところ、ゴメンナサイネェ〜〜」
赤山羊さんは似非外人風(笑)
「なんつーの、結果的にあーなっちゃったけどもね、別に悪気があったわけじゃなくて・・・」
ふっとライトが消えて、元の二人に。
黒山羊さん、さっきまで赤山羊さんが立ってたほうを眺める。
黒「・・・?」
黒「もう一度、やりなおそう?」
白「僕を許してくれるのかい?」
てぬぐいを差し出す黒山羊さん。
白「・・・泣いてなんかないよ」
黒「違うよ、紙だと、君は食べちゃうだろ?」
(正面に向き直り、落語家のように)
「今度はそれに、書いてくれ」
(お辞儀)
と、終わりかと思いきや、赤山羊再登場(笑)
赤「ゴメンねぇ〜〜何度も何度も。あの、実はね、一個言ってなかったことあるのよ。
実は僕、山羊じゃなくて、牛なのよぅ」
えー!(笑)
赤「ほら、たまに「モー」って言ってたでしょぉ?田舎、いいよねぇー。
何、赤べこって言うの?」
C.O(突然明かりが消える)
赤「モォーーー!!」
☆黒山羊さんが凄くキュートで、赤山羊がすごく胡散臭くて、白山羊さんが切なくて。
こういうキャラもの好きなんで、やっぱ安心します。
面白かった(笑)
他にもいっぱいコネタが挟んであったんだけど、拾いきれなかったもの。
5.Paddle
スクリーン登場。
ハンドマイム全身Ver.です。
画像と体で、物語(笑)
途中、マトリックス風だったりと、かなりの運動量でした。
6.アナグラムの穴
前回からおなじみアナグラム。
「め と ろ ぽ り す」
↓
「ぽり と めろす」
生魚を持って走るメロスとそれを追う警察(笑)
これがすげーツボ(笑)
メロスが生魚を盗む、という状況が凄い。
「ほ し の お う じ さ ま」
↓
「おじ の うま ほしさ」
オジサンが馬を抱きしめてる絵(笑)
賢「買ってくれるまで、わしゃここを動かんからな!!」
他にもいろいろアナグラムをしてらっしゃいました(笑)
ハマという猫が出てきたり、ガル江とダイナという猫が出てきたり。
ガル江とダイナはハワイで粉やってました(笑)
薬物ネタ、多いですよね、ラーさんは(笑)
7.絵描き
下手に横長のキャンバスとイーゼル。
キャンバスには黒いマルが三つ描かれてます。
帽子と白シャツ、黒パンツ、黒ロングコートの賢太郎さん。
彼はどうやら丸いものしか描かない絵描きだそうです。
1人で二役やる物語。
絵描きと、彼のことをよく知る誰か。
?「彼は丸いものばかり描いていました・・・それはなんですか?」
絵描き「お?これはなぁー、ビリヤードの玉だよ」
?「真ん中のは?」(呆れ気味)
絵描き「これは、遠くから見たボーリングの玉だよ」
?「隣のは?」
絵描き「これは、物凄い近くから見た碁石だよ」(自慢げ)
?「・・・・」(呆れる)
絵描き「まるはいいぜぇ〜〜数字はすべてまるから始まるからな!○×クイズで5万人が×に行っても、俺は○に行くね!」
お、伏線(笑)
絵描き「マルになら抱かれてもいい!」
?「マルに抱かれる、というのが一体どういう状況なのか、彼にもよくわかってませんが・・・まあ彼の熱意だけはかってあげてください。」
いろいろマルに関する良さを語る絵描き。
上手に、一抱えぶんぐらいの大きな黒いボールが置いてあります。
?「これも彼の作品です。」
絵描きはこれに座って、腰を動かす。
絵描き「ほら、こういうのはやっただろ?俺の方が先だからな」
?「彼は、じゃんけんをすると必ずグーを出します。他の手よりもまるに近いからです(苦笑)
だから、じゃんけんはめっぽう弱い・・・」
絵描き「・・・アッチ向いてホイに持ち込むからいいんだよぉ!」
彼はいろんなまるを描いてきましたが、これまで描いたことのないまるがあります。
白いまる。
雪だるまを描こうと、決心するのです。
ありったけのお金をはたいて、白い絵の具を買って来ました。
なかなか振らない雪。
でも、ある日、大雪の予報が出ました。
公園にでかける絵描き。
でも、白いキャンバスに白いまるは描けません。
お金は無いので、新しいキャンバスは変えません。
そこで、横長のキャンバスを縦に裏返しにして、自分の着ていた黒いコートをひっかけます。
これで即席の黒いキャンバスが出来ました。
白シャツ一枚で立ってる絵描きに、酔っ払いの若者がちょっかいを出します。
「・・・んだよ、近寄ってくんな。早く帰れ。・・あ?俺はいいんだよ。・・・こらいろんなものを投げるな」
待てどくらせど、雪は降ってこない。
絵描き「・・・・(座り込む)なんでこういっつも逆境に立たされるんだろうな」
?「・・・天気予報、外れちゃいましたね。こういうの・・・・世間では「むいてない」って言うんですよ
もう・・・おやめなさい。そう言ってあげられるのは・・・私しかいないんだから」
絵描き「白いまる、できたよ・・・・」
?「?」
絵描き「(胸を指差して)ここ。ここにぽっかり穴が空いた・・・」
?「(微笑)・・・今までで最もきれいなまるですね・・・」
?「お疲れ様でした・・・」
(やれやれといった風に伸びをする絵描き)
絵描き「・・・やっと休める・・・」
絵描き「ところで、お前誰だ?」
?「・・・(微笑)まる、ですよ」
コートをかけたキャンバスを表にすると、先ほどの三つの黒丸がボタンのようで・・・。
さっきまで座っていた大きなボールをイーゼルの上に乗せると・・・・。
会話相手のまる、が具現化。
上からキラキラと雪が降ってきます。
これが凄いキレイ。
まるの右手に賢太郎さんの右手を通す。
すると、まるにも動きが生まれる。
まるの足元で眠ってしまったのか、死んでしまったのか、目を閉じて座り込んだ絵描き。
倒れ掛かってしまう絵描きを支えてあげるまる。
絵描きを抱きしめ、絵描きがかぶっていた帽子で、顔を隠してあげます。
再現なく、キラキラと降り続ける雪。
背後のセットが二つに割れ、光が。
☆本当に綺麗なお話。
絵描きが描き続けていたまるが、優しくて。
何やってもうまくできない絵描きの強がりっぷりが可愛くて。
これまで、続けてきたことを「疲れたのならおやめなさい」と言ってあげる優しさに涙が出そうでした。
最後の降り積る雪と眠り続ける絵描き、それを抱きしめるまる、というシーンはこれまでの賢太郎さんが関わったラストシーンでも最も美しいシーンだった気がします。
漠然とした「まる」に人格を与えるという強引さに、感動できるのはプロットのなせる技でしょうか。。
カーテンコールは4回?
ほうきを持ってきたり、雑巾持ってきたり(笑)
最後は生声で
「ありがとうございました!!」
☆いやー、今回は文章化がしにくくて。
ベニトカゲ初の図解も登場しちゃったりして(笑)
総じて、腹八分目、といったところ。
キャラものが好きなワタクシは、白山羊黒山羊と絵描きがやっぱりご贔屓。
「ほぉ」も心地いいんですが、やっぱり爆笑したいなぁ、というのが本音。
でもそれでもやっぱり。
小林賢太郎、すげぇ。