棺をまたいで漕ぎまくれ
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天才と狂気のお話
上二つは紙一重だとよく言います。
ロンブローゾという精神医学者の「天才狂気説」ってのがその走り・・(だと思う(笑)
この人、「犯罪者は生来的に犯罪者」という主張したことでも有名。

というかこの人を見る限り、「天才狂気説」はそれだけで納得できる気もする。

あ、いやいや。
この天才と狂気ってのはそりゃもう複雑に絡み合い、補完したりされたりしてるわけだけども。
それが向かうベクトルがちょこっとズレただけで、「頭のおかしい人」呼ばわりになるのはどうにもこうにもいたたまれない。

「頭蓋骨を割ってみたかった」という理由で頭蓋骨を割るのと、「犯罪者の頭蓋骨がどうなってるか調べたい。医学及び犯罪学の貢献だ」という理由で頭蓋骨を割るのとでは、受ける反応が違う。
「頭蓋骨を割れ、という命令が宇宙からきた」という理由だとまた更に変わる。

やってることは全部「頭蓋骨を割る」ってことにも関わらず。

そもそも、この「頭がおかしい人」ってこと自体幻想だと言われ始めて久しいし・・・って、まあそりゃね、いるにはいるけど・・・それに天才と狂気の定義もいまいちブレている。…人として軸がブレている(オーケン)私、足りないところがいっぱいある。皆そうだけど。・・・癖として「皆そうだろうけど」ってよく言うの。
言い聞かせてる。人と自分は違うと言い聞かせた二十代前半、驕りです、ほんとは皆足りてないんだよねって共感したいだけ。天才でもなければ、狂ってもいない。平凡な、瑣末なにんげん。
それにしても、狂気に対して感じる憧れってなんだろうねえ。
久々に読み返すと恥ずかしい記事を書いたの巻。
/ 16:49 / ココロの話 / comments(0) / trackbacks(0) /
盛者必衰
 人の心なんざ、人がどうにかできるもんでもねえなって最近になってようやく思う。実感として。
人の心をどうにかしようとか操ろうとか変えてやろうとか傲慢だよなと思うのだ。
かといって、何もかわんねえよとしれっと黙ってるわけにもいかない。
爪楊枝一本程度の刺激で激変したりするのもまた真実。
うつろいやすくはかないものよ、と詠嘆調で書いてみるが、拙いワタクシの脳では何も生まれてこない。

/ 23:14 / ココロの話 / comments(0) / - /
なんで同性愛はダメなのよ。
いや、別にダメと言ってないけど、誰も。
でも、やっぱり異性愛中心なのは確か。
そりゃ自分のDNAを残す、種の保存という大義名分の下、仕方無いのはわかる。
ああああ、しかしどうにも我慢ならないワタクシ。

映画の「カップル割」
当然のようにそこには「男女カップルは1000円」と書いてある。

女同士でも男同士でもカップルだってば!

月9で取り上げられるテーマは必ず異性愛。
そこに割って入るのももちろん異性愛として。
たまに同性愛を扱っていても、とてもイロモノ的に扱われる。

不当だ!

その昔、といってもそれほど遠くない昔、同性愛は病気と見なされていました(!)
フロイトは思春期に同性の友人に対し、憧れや友情が恋愛感情に転化したものとして、とりあげています。
もへー。どうよ、それ。いや、場合によってはそういうのもあるだろうけどさー(鼻ほじりながら)

ワタクシ個人としては、プラトン<饗宴>を押したい。
素敵やん。と紳助になるぐらい押したい。
いや、ほら事実とか絶対とかじゃなくて、こうだったら素敵だぐらいの。

こうムキにならずにナチュラルになれればいいのに。(数秒後の反省)
/ 23:30 / ココロの話 / comments(5) / - /
現実逃避の仕方
人間、追い込まれてると、よく「現実逃避」します。
防衛機制という心の動きでも、逃避という項目があるとおり、とてもポピュラー。
皆様も呟いた経験がおありでしょう。

「南の島に行きたい」(「旅に出たい」も可)

「鳥になりたい」

この2つが大体、できもしないのに呟く現実逃避の常套句。
前者はともかくとして、犬でも猫でもなく、なんで、鳥なんだろう。
YO-KINGは猫になりたいと言っていたけれど。

というのが今回のお話。

同じく空を飛ぶものなら、蝙蝠だって蝿だって蛾だっていいわけでしょう。
何故鳥類なのかと。
じゃあ、空を飛ぶ以外の鳥の特徴がいいのかと問われればそれも違う。

大体、鳥と言っても、具体的な名前を挙げる人は少ないはずです。
「カッコウになって卵落してえ」とか「ハゲタカになって死肉をむさぼりたい」とかは聞かないわけです。

どうやら「鳥」と言うものに対する人間の思い込みが、この「鳥になりたい」に込められてる模様。

ということで、「鳥」と聞いて連想するものを挙げてみてください。
続きを読む >>
/ 18:52 / ココロの話 / comments(6) / trackbacks(0) /
4才までのスカトロジー
まずは口唇サディズム期で検索してきてがっかりした院志望の方へ謝ります。
院試にはまったく関係の無い切り口で今日も語っていきましょう。
肛門期のお話。

あまり変態チックな癖(へき)を教えてくれる友達が少ないので、どうしてもアタシ個人の嗜好に偏ってしまうのはお許しを。

・・・・・うん、何か今すっごい誤解されてる気がするので先に言っておきます。
食糞嗜好はございません。
でも、食糞嗜好を否定するつもりもありません。

まずはスカトロジーがどこからどこまでなのかってのを確認しておきましょう。
(ああ、どんどんスレスレになってくるここ・・・。)
おなじみWikipediaで確認↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
食糞だけがスカトロジーではない、ってことで。

さて。
ここからは親しみやすい話題でいきます。

うんこ、ぎりぎりまで我慢するの好きですか?
アタシは一人暮らしのときによくわざと我慢してました。
ぎりぎりまで我慢して、トイレ行ったときなんて、気絶するぐらい爽快です。

あれ?あんまやんないの?

まあともかく。
フロイト翁の話では、3,4歳ってのは自分の意思で便を溜めたり出したりすることができるようになり、それと同時に肛門、腸粘膜への刺激が快感になるって言ってるんですね。
排便を拒む子供ってのは排便から快感を得ているってことになるのね!
わお!
「汚したい」「もってはいけないものをもっていたい」というサディズム的な快感のせいか、肛門サディズム期とも呼びます。

貯留と排泄。
アブラハムは肛門サディズム期を二つに分けました。
第一期を排泄、第二期を貯留とわけ、それぞれ破壊と所有としたのです。

対象を破壊したいという一期から対象を所有したいという二期への移行がなされておらず、破壊しながらも所有したいという現象はそこかしこで見られますね。

うん、これって正にラケンローじゃね?

と、無理矢理まとめてみます。
/ 18:16 / ココロの話 / comments(6) / trackbacks(0) /
1歳半までのフェレイシオ
さて、皆様。
フェレイシオしたりされたり、好きですか?
THE YELLOW MONKEY風に書いてますが、要は尺八です。尺八。
唐突ですいませんが、このブログはいつだってこうなので今更気にする人もいないでしょう。

ワタクシ、残念ながらされたことは無いのですが、まあ、するのは嫌いです。
というか、これはワタクシだけではないと信じてるんですが、してると「食いちぎりたく」なるのです。
まあ変態。

ぬっ殺されるので、どうにかこうにかしませんが、さてこの破壊衝動は何でだろう?というのが今回のお話。

さて。
かのフロイト氏は乳児にも性欲がある、と提言しました。
性的発達段階として、1歳半までを口唇期、3,4歳までを肛門期、4〜6歳までを男根期(エディプス期)、6歳〜思春期までを潜伏期といたしておりました。

フェレイシオに焦点を当てるので、口唇期に注目してみましょう。

口唇期。
赤ちゃんはおっぱいを飲みますよね。
おっぱいを飲む、というのは赤ちゃんにとって快い刺激のはず。
要は口唇領域で快感を得ているという考え。
フロイトが提唱したこの口唇期をアブラハムという人は前期と後期に分けました。
前期はいわゆる、口腔による栄養分取り入れの段階。
問題は後期。
乳歯が発達してくる時期です。
その発育に呼応し、「噛み付く」「噛み切る」という食人的な活動が現れ始めます。
これを口唇サディズム期と呼ぶのです。
お母さんは大好き。でも、きりきりと乳首を噛んでしまう。
愛する対象を破壊する行為、と心理臨床大辞典は書いてますが、大げさでもないでしょう。

さて。
ここで最初に戻ります。

そう、フェレイシオ中に「食いちぎりたく」なることの話。

こうして見ると、「まあ、この子ったら口唇期に満足できなかったのね」的な見方になるのですが、まあ嘘とも本当とも言えません。
この「食いちぎりたい」という加虐的考えは、ある種の恍惚感をもたらしてくれます。
よく知ってる方は、「ベニさんMでしょ?Sみたいな発言だね」と言いたそうですが、ジャストアモーメント。

好きな相手を破壊してしまう恐怖、に恍惚となってるんですね。

ちょっと一周周り過ぎて、怖くなりましたか?

でも、実際には「しない」のです。
してしまったら、それは意味がないのです。
恍惚感=快感が得られませんから。
ただ、この葛藤状態はかなりのストレスも引き起こすので、冒頭では「嫌い」と言いましたが。

ペニス保有の皆様、こう考えてるのはあたしだけではないと思います。
・・・・たぶん(笑)
思考の仕込み刃にはご注意を。
/ 17:43 / ココロの話 / comments(13) / trackbacks(0) /
「一本の実のなる木を書いてください」
って、ミュージシャンに言ってみたよ。


BUMP OF CHICKEN


ユグドラシル
ユグドラシル

「穏やかな空気感」


THE BACK HORN

世界樹の下で
世界樹の下で


「画面からはみ出んばかりの世界樹。ダークだけど多彩。」


ベンジー


AURORA
AURORA


「なんかもう木メインじゃない」


THE YELLOW MONKEY

SMILE
SMILE


「描けません」
/ 18:44 / ココロの話 / comments(4) / trackbacks(0) /
心理学辞典の最初の項目は

「愛」

なんです。(有斐閣/心理学辞典)
ということで、本日は美輪さんの如く、愛の伝道師・ベニトカゲで御座います。


逃げないでー。


さて。
どんなことを書いているかとちょっとかいつまんでみましょう。

母から子への愛の話がよく知られてるね、

とか

エディプス期の異性の親に対する愛の話

とか

いろんな研究者の愛の定義

とかが、ざっと載ってるわけです。
たとえば、Lee,J.A.によれば、愛には6種の類型があるとしているそうで。


・互いのすべてを知ろうとする性的な愛:エロス

・自己中心的でゲーム要素の強い愛:ルダス

・友情のように穏やかな愛:ストーゲイ

・強迫的で苦痛や痛みを伴う愛:マニア

・功利的で計算高い愛:プラグマ

・献身的で自己犠牲的な愛:アガペ


ふむ。
こっからは自論ですが、世の中アガペに見せかけたプラグマの多いこと!
いや、自分ではアガペだと思っているのが、実はプラグマだった、ということが多いと言えばいいのか。
自分で自分に嘘つきますからね、人間て。
アタシもよっく嘘つきます。
不都合なことへ整合性をもたせるには仕方がないっちゃ仕方が無い。
ああ脱線しました。
閑話休題。
アガペなんて、ホント御伽噺クラスに有得ないんじゃないかとも思ったりもします。
マザーテレサ級の。
人によってはアガペ以外は愛じゃない、と思うんじゃないでしょうか。

ということで、今日は突如心理熱が復活したベニさんの戯言でした。
/ 18:36 / ココロの話 / comments(2) / trackbacks(0) /
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